2014/11

著者 伊勢白山道

人間が幸福を求める気持ちは何なのでしょうか?

人間は、この世の何物「人、金、仕事、地位、健康、等々」も保持することはできません。

自分が持ったと錯覚しているだけです。または、それを「持とう」として焦り悩んでいます。

人間が持つことができるのは「経験」だけです。

魂は、経験を求めてこの世に来ています。

どんな経験も真の財産になります。

何か辛い体験をすれば「修行させてくれている」と、自分の心に言っておけばいいのです。最初は怒っていてもいいのですから、最終的には暗く嫌な経験として自分の心(幸せの神様)に「刻まない」ことが重要です。

この練習ができるかどうか、実践できるかどうかが、その人の幸運力を決めていきます。

運命が変わります。挑戦をしてみて失敗をしても、その課程を経験したこと自体が大成功です。

良い思い出になり、あの世での財産となります。

「生かしていただいてありがとうございます」の視点でいろんなことを経験していけば大丈夫なのです。

「生きているだけでもありがたい」という究極の下からの目線で見ていくと、この世が輝いて見えます。

 

過去の自分が満たされなかった心の飢餓感が、今の自分に影響しています。

過去の自分が「生きたからこそ、今の自分がいるのです。

過去の自分が、恥ずかしい物事や、苦しいこと、汚いこと、危険を冒しても、それでも生きてくれたからこそ、今の自分が生かされています。

生きてくれた過去の自分に対して、今の自分が感謝を捧げることが大切です。

神様やご先祖様への感謝の思いと、過去の自分に感謝していくと、あの世とこの世、両方から改善が起こります。

 

この本は、宗教の本ではありません。

この世の全ての人や事柄、モノへの感謝することが幸せに繋がる。やさしい愛にあふれた本です。

 

監督 ニコス・ダヤンダス

《私たちはのんびりでも毎日欠かさず働く、仕事で疲れるよ。でも精神は疲れない》

エーゲ海に浮かぶギリシャの離島、イカリア島。

イカリア島の人口およそ8千人で石垣島よりも少々大きいくらいの小さな島である。

この島に住民は、世界のどこよりも長寿で幸せと言われている。

ギリシャは2010年頃からの経済危機で3人に1人は貧しく、若者の半分は無職となっている。

ギリシャの首都、アテネでIT関連の仕事をしていた35歳のトドリスと、彼女のアナは、イカリア島に移住した。心が豊かな老人たちと次第に溶け込んで生活をしてく。最初は、なかなかなじめなかったが、やがて、元気な老人の中に溶け込んでいくようになる。

島の人々は、ほとんど自給自足で、身の丈にあった生活を営み、必要以上のものを求めず、日々の幸せを感じ、自然の恵みを受けて生活している。

お金もモノもないが、島のみんなが、お互いを支えあい、それぞれの収穫時期には、みんなで交代に収穫を手伝いに行く。そして毎日、体を動かし働いている。

昔は、日本もかつて、そうだったと思う。お金があることが、イキイキ心豊かに生きられることではない、今の日本人は、このことに気が付き始めてると思う。

どこか懐かしい原風景を見るようだ。

著者 東京大学医学部救急医学分野教授 矢作直樹

見えないものに意味がある

答えは出すものではなく出るもの

欲しがるのをやめる

蒔いた種は自分で刈り取る

いつもお天道さまが見ている

人生は「運・鈍・根・金・健」

人は魂でつながっている

 

人は何のために生きていくのか?

自分の人生を全うすること。

人生を全うすることは、自分を知るということ。

お天道様に恥じない生き方をすること。

自分を知るということは、他人を知るということにつながる。

様々な経験を積むうちに、他人を知らずして十全自分を知ることはないという事実が身に染みる瞬間が訪れる。

良い出来事も悪い出来事もある。

その時人は、「おかげさま」という言葉を学ぶ。

おかげさまという目には見えない力が自分の周囲にあることに気が付きます。

大いなる存在に生かされていることに気が付きます。

死を心配せず毎日を楽しく生きることが私たちの使命であり、

今を楽しく生きることが自分の人生を全うするということ。

 

とてもシンプルでどこからでも読めて、納得のいく内容ばかりです。

頭ではわかっている積もりでいて、日々雑多な喧噪の中で、今の日本人が忘れかけている大切なことを、思い出させてくれて、いかに生きるかを教えてくれる一冊です。CIMG1177

 

 

 

 

監修 辻 信一

これは、南米のアンデス地方に昔から伝えられてきた話です。

 

森が燃えていました

森の生き物たちはわれさきにと逃げていきました

でもクリキンディという名のハチドリだけは行ったり来たり口ばしで

水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます

動物たちはそれを見て「そんなことをしていったい何になるんだ」と笑います

クリキンディはこう答えました「私は、私にできることをしているだけ」

 

この短い物語の中に大きなメッセージがあります。

この話の続きは一人一人の感性にゆだねられます。

ハチドリは体長7センチ程の小さな鳥です。ハチドリのクリキンディのとても勇気のある行動を褒め称えることができるかもしれない。しかし、われ先に森から逃げ出した動物たちを避難できるでしょうか?

それぞれがそれぞれに考えさせられる本になってます。

この辻信一さんは、このハチドリのひとしずくを感じてひとしずくを受け取ったのでしょう。そして絵本にしました。そして、多くのひとの目にとまり、ドンドン大きくなって私の元へもやってきました。

自然環境や原発問題もそうでしょうが、職場や学校その他のコミュニティや家庭の中でも自分にできることをやっていくことが、いづれ大きな成果に繋がるかもしれません。今、出来ることをやるだけ。自分を信じること。たくさんのことに気づかせてくれる本ですね。何となく気づいていても見て見ぬふりをしてきた自分を感じ胸が痛みました。

小さな勇気ある行動は、徐々に大きな力へ変わっていく。そのひとしずくを関知出来る人間でいたいと思いました。

そして勇気をもって、一歩前進すること。

この話の結論はでないかもしれません。でも、この寓話を小学校や中学校だけでなく色々な場面でシェアし、ディスカッションするのにとても貴重な題材になりそうですね。CIMG1173