著者 スピリチュアルカウンセラー 日下由紀恵
少ないのではないかと思うぐらいやさしい本です。
みんな頑張って、頑張ってがむしゃらに生きている方が多いですよね。
「ありのままでいい」とか、「そのままでいいんだよ」とかいうけど、
何が「ありのまま」なのか「そのままでいい」っていうけど、そのままでいいわけない、
なんて思っている方、この本を読んでいると、その意味がわかってきます。
その中の一つをご紹介しますね。
あなたはちっとも悪くないよ。
幼い時に、誰かに感情的に怒られたり、一生懸命がんばっているのに、
なかなか褒めて貰えなかったり、わけもなく責められたりすると、
私たちは自分の存在価値を認められなくなってしまいます。
すると、自尊心という心の輝きに覆いをして、
自分をしまい込むようになり、
何かが起こるたび、すべて自分に非があるのではないかと、
無意識に自分を責めるようになってしまいます。
それを見ている魂は、幼い時に感じた不快な気持ちが
湧き上がるような理不尽な事件をわざと起こして
「そうじゃないんだよ」と気づかせようとします。
いつも同じような出来事が繰り返される背景には、
そんなメッセージがあるのです。
こんなに一生懸命がんばっているあなたは、何も悪くありません。
自分を責めてしまうその力を、今日からは誰かの笑顔のために使いましょう。
そのためにも、まず、あなたが笑顔になりますように。
魂はいつもそばで応援しています。
著者 薬学博士 生田哲
砂糖は、純度100%の化学物質。
砂糖ばかりではなく、高度に精製され、ミネラル、ビタミン、ファイバー(食物繊維)が取り除かれた
精白小麦粉でできた精白パン、クラッカー、スパゲティ、ポテトチップス、白米なども、食べた直後から
血糖を急激に上げるカーボ(糖類)=(クイックカーボ)で作られています。
砂糖をたくさん食べると、血液中のブドウ糖レベルが上がりすぎ、
これを下げるために膵臓からインスリンが放出されます。
長年こんな食事をしてインスリンが放出されつづけると、
膵臓が疲れて高血糖のままになりますこうして糖尿病が発症します。
血糖が低いのが低血糖症で、血糖が高いのが糖尿病です。
ブドウ糖は脳と体のエネルギー源ですが、とりわけ、脳は大量のブドウ糖を必要とします。
このため低血糖症になると、脳がエネルギー不足になるため、不安、不眠、イライラ、怒り、
ドキドキなどさまざまな症状が出てきます。
低血糖になると血糖を上げるために、副腎からアドレナリンが放出されます。
アドレナリンは、肝臓に蓄えられたグリコーゲンを分解してブドウ糖を血液中に
放出させて血糖を上げます。
アドレナリンは「怒りのホルモン」で、交換神経を興奮させます。
甘いものを食べるとイライラするのは、このためです。
甘いものは依存性があります。
食べたその時は、血糖があがり一時的に陶酔感や快感が得られますが、
数時間たてば、またイライラし、気分が沈み、元気がなくなります。
これがうつです。
怒りや気分の落ち込みを静めるためにまた甘いものに手を出します。
このような悪循環がつづきます。
砂糖依存から抜け出る具体策
自分と砂糖の関係を直視する
甘い物やクイックカーボを摂取後の気分の変動を記録する
情熱を注ぐ新しい何かを見つける
新しいことを学ぶ
砂糖を断つ
砂糖、アルコール、コーヒー、タバコもやめる。
清涼飲料水を断つ
コーラ、フルーツジュース、スポーツドリンクをやめる
調味料はなるべく使わない
マヨネーズ、ケチャップ、ドレッシング等をやめる
ジャンクフードを減らす
砂糖、油、塩などで作られたジャンクフード、ファストフードをやめる
その他、アルコール、コーヒー、タバコをやめる。
スローカーボ(血糖をゆっくり上げる)食品の摂取
玄米、大麦、トウモロコシ、豆類、海草類、ナッツ類を摂る。
食物繊維、タンパク質を積極的に摂る。
著者 阿部 司
知れば怖くて食べられない
あなたは、どのタイプ?
〇積極型消費者
「食と農」は生命の源なので、安全なものなら多少高くても買う。虫がついていても平気。
〇健康志向型消費者
家族の健康や食の安全性を守るために食生活に注意している。生協の購入活動や青空市場も利用する。
〇無関心型消費者
日々忙しくて食の安全は大事だと思うが、安くておいしいものが食べられれば満足。
〇分裂型消費者
食の安全性や家族の健康に注意しているが、特別なことはやっていない。
食品添加物の会社で常にトップセールスを食品添加物の神様と言われた、安部司氏。
自分の子供が、自分の開発した添加物まみれのミートボールを口に運んだ瞬間に、
自分も消費者の一人であり、子供には食べさせたくないものだったことに気づく。
安い廃鶏のミンチに、組織状大豆たんぱく、ビーフエキス、化学調味料、ラード、
加工デンプン、結着剤、乳化剤、着色料、保存料、PH調整剤、酸化防止剤、酸味料、
増粘多糖類等、添加物は20~30種類は使用しているという。
添加物の液に一晩漬けた低級タラコが高級タラコに変身。
加熱すると固まる「ゼリー」を水に混ぜて、豚肉のかたまりに注射器で打ち込んで、水増しハムが完成。
しょうゆと言う名のしょうゆ風、調味料。
コーヒーフレッシュは、水と油と添加物だけ。
殺菌剤のプールに何度も投入され消毒されたカット野菜。
ラーメンスープは、調合された添加物。
この調合された添加物を、ポテトやコーンにまぶすとスナック菓子に変わる。
石油から作った着色料入りの果汁ジュースという名の色水。
この本には、驚くような食品の裏側が書かれています。
食品の製造過程や、添加物の種類や量。
今や、添加物の入っていない食品を探すのは、むずかしかも知れません。
- スーパーなどで、食品お購入する際に、必ずひっくり返して「裏」の表示を見る習慣をつける。
「台所にないもの=食品添加物」という公式を頭の片隅におきながら、なるべく「台所ないもの」が少ない食品の 購入
2.食品の購入する際、なるべく「加工度」の低いものを買う。
3.忙しいときもあるので、レトルト食品を使用することもあるかも知れない。
それでも、どんな添加物が入っているか「知って」買う。
4.安い物だけに飛びつかない。安い物には、理由がある。裏の表示を確認する。
5.素朴な疑問をもつ。何故こんな色?何故こんなに安いの?何故いつまでもしなびないの?等
食べるということは、「命をいただく」行為牛や豚、植物の命をいただく、牛をそだてている人、
食肉を運ぶ人、野菜を育てる人、動物にせよ、植物にせよ、私たちは命をいただいて生きています。
感謝の気持ちをもたなくてなりません。
食べ物のありがたさ、手に入れることの難しさ、私たち自身も自覚をもち、子供達にも伝えなければなりませんね。